2009.9.11(金)に、第5回目となるMBD講習会を行いました。
今回は、「シュミレーション解はなぜ発散するのか」と題して、数値積分法の解が発散する理由とその対策法について、具体的に理解してもらうということが目的でした。
1自由度振動系に対して、陽解法の代表解法であるルンゲ・クッタ法(RK法)と、陰解法の代表解法である ニューマークβ法(newmark-β法)の2種類の数値積分法を使用し、時間刻みを 変化させていき、解が 発散する状況とその理由を、理論的、数値的に調べることでその対策法 を学ぶといった具体例を交えた 内容 で、これから数値解析を始める方も含めて10名の技術者の方々がお集まり下さいました。 (2009.9.24 津久井英之)