震災後の生活

 

私も主人も東京出身なので、今回の震災を機に、自宅をいわきから東京へ移す

ことにしました。高2の長男、中3の長女、小5の次女は、それぞれ新しい学校へ

転校しました。主人は、いわきに仕事があるので、週末に東京へ帰ってくる、いわ

ゆる単身赴任となりました。

 

こういう時、年の小さい順に、順応性が高いことがよくわかります。小5の娘は、

学校が始まって数日後には、近所の公園でクラスメート5~6人と木登りをしてい

ました。中3の娘は、遊園地、買い物、塾まで友達と行っています。高2の息子は、

やっと本を借りる友達ができたぐらいです。

 

それぞれの学校では、先生方が子供達にとても親身になって接してくれています。

勉強についていくのが大変だろうと補講を受けている子、勉強が物足りないだろう

と先生方から個別の宿題を出してもらっている子がいます。

 

三者三様で、私は子供達のお弁当作り、勉強、等々、忙しい日々を送っています。

(菊池美奈)