年を取るということ

 80歳を過ぎると体のいろいろなところに不具合が出てくる。
 私の場合には70代に腎臓の問題が起きた。これはプレドニンの服用で何とか大事に至らず押さえている。つぎに現れたのが左膝関節の痛みだ。これはPRP注射で何とか回復した。以前より物が見えにくくなったのは81歳の声を聴いたころで、それ以来、コンピュータの画面の文字を一段階大きくしなければならなくなった。
 いまは右の股関節に痛みが現れている。これは、これからPRP注射で回復を試みる。この注射による治療は効く場合とそうでない場合があるらしい。やってみなければ分からないということである。
 不具合が次から次へと現れる。うまく付き合っていかなければならない。これが年を取るということか。それでもまだまだ楽しいことがたくさんある。無理をせずくよくよせず、できるだけ自然体で生きていきたい。       清水信行