消費税8%を迎えて

10月1日に安部首相は、来年の4月1日から日本の消費税を5%から8%に上げることを発表した。17年ぶりの消費税アップとのこと。社会への影響は大きい。特に弱者への影響は大きい。高齢者が増加する一方の日本では、社会福祉にお金がかかるので仕方がないと半ばあきらめの気持ちであるが、本当に有効に使われるのであろうか? きちんと機能するのであろうか? 全く、我々は政治家を信用しなくなってしまった。全く日本政府を信用しなくなってしまった。日本の国債も、私は信用していない。いずれ見て見ぬふりをしている日本は大きなしっぺ返しを経済社会から受けるのではなかろうか。これはまさに、原発の危険性を知りながら、見て見ぬふりをしてきた状況と同じではないか。

消費税8%で財政再建はできるのだろうか? 日本を救うことができるのであろうか?            (清水信行)