中国、南京で5月14日から5月17日まで 第6回FDA 2012 の国際会議が開催されました。大会の議長はProf. W. Chen (Hohai University) です。
約260人の参加者がありました。参加者はヨーロッパ57名, 中東20, アメリカ13, インド8, 日本 + 韓国7, オーストラリア + ニュージーランド6, アフリカ1, その他中国約150名です。プログラム掲載の口頭発表の件数は205件、ポスターセッションの件数は55件です。論文は必ずしも質の高いものばかりではなかったですが、実績のある高名な先生方の参加もあり会は活発でした。これに対してポスターセッションは低調でした。4日間のパラレル・セッションは大変あわただしいものでした。大会中、有名な孫文さんの陵墓の中山稜(ちゅうざんりょう)と隣接する明孝稜(みんこうりん)を見学しました。観光スポットの夫子廟(ふうしびょう)はにぎやかで楽しいところでした。大会の晩餐会はJin Dan Hotelで行われましたが第一回目のボルドーでの楽しい雰囲気は失われつつあるように感じましたが、それでも皆楽しそうでした。私も良い懇親が図れました。
私はこの会議に参加し、粘弾性の構成方程式に関する論文を発表しました。この粘弾性のセッションには15件の論文が集まりました。有意義な発表となりました。
1. FDA2012大会の横断幕、会場 河南大学 P1020221
2. 南京のホテルで日本のメンバー(右から、桜井氏(㈱タイカ)、渋谷先生(秋田大) 、那須野氏(㈱タイカ)、福長先生(日大)、清水夫妻(㈱モーションラボ))と中国Jinan大学のZhang先生 P1020236
3. イタリアのメンバー(中央、Prof. Mainardi夫妻、右Prof.Capponetto) P1020323
4.会議の昼食の時、日本のメンバー(右から、原先生、守田先生、渋谷先生、那須野氏) P1020328
次回のFDA2014はイタリアのシシリー島にあるCatania Universityで、Prof. Riccardo Caponetto の議長のもとに開催されることが決まりました。
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