2021年、もうすぐ7月である。7月23日に東京オリンピックが、8月24日にパラリンピックが開催される。
2020年度の大学の入学式がニュースになっている。昨年にはこの時期、新型コロナウィルスで多くの大学が入学式をとりやめ、そのままネットによるオンライン授業に移行した。やっと大学に入学したんだ、と言う実感がわきました、と早稲田大学に入学した2年生の女子学生がしみじみと、そして嬉しそうにインタビューに答えていた。
季節は確実に春めいてきた。我が家の庭では、色とりどりの花が咲いている。オレンジ・ピンクのボケの花、だいだい・うす黄色味を帯びた白いチューリップ、濃い黄・紫・赤のパンジー、白い雪柳、紫のヒヤシンス。希望と生命力を発散している。入学のお祝いか。
新型コロナウィルスの感染拡大は第4波の入り口にある。かなりの感染者が続いて、1日当たり全国で2000人後半に達している。変異種も多く発見され、ワクチンがきかない恐れも出てきた。東京オリンピック・パラリンピックの開催が危ぶまれているが、是非、東京オリンピック・パラリンピックを成功させ、日本の底力と実務能力の高さ、そして何より大震災の復興とコロナの厄災の克服を、世界に高らかに示してほしい。わたくしの希望である。
これが2021年、この時節の一コマである。 清水信行
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