07-002 マルチボディダイナミクス理論による3次元問題の運動方程式の立て方と解き方 2007.3.27~3.28

 
2008327日,28日に,愛知県名古屋市の中小企業振興会館にて第2MBD(マルチボディダイナミクス)講習会を行いました.講師陣は,いわき明星大学教授清水信行先生,名古屋大学教授井上剛史先生が勤め,約25名の受講者の方々(今回のMBD講習会では,学生の参加者も数名おられました.)が熱心に勉強されました.

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 清水先生の講義内容は,『マルチボディダイナミクスの基礎』ということで,マルチボディシステムを学ぶ上での基礎的な概念と基礎数学およびマルチボディシステムのモデル化をするプロセスやその定式化方法についてです。この講義を通して受講者はマルチボディダイナミクスの定式化の手順、ソフトの仕組みなどが理解できました.3次元の座標変換の理解がやはり難しかったようです。  

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        井上先生は,こまの運動、振り子棒に沿って動くカラーと振り子棒の運動などの具体的な解析対象物を,MATLABを用いてモデル化して、数値計算する方法をプログラム内容をまじえて講義しました.質疑応答の場では,「他の方法でモデル化する場合にどのようになるか。」という高度な内容も含まれ、充実した雰囲気で行われました.

 

   

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今回、講義はされませんでしたが、サポートスタッフとして、一人一人に丁寧に説明してくださった、 芦屋大学の藤川先生。特にマルチボディダイナミックスの数値積分法についてや、座標変換についてなど具体的で高度な内容の議論がなされました。   

 

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