㈱モーションラボが設立されて3回目の暮を迎える。昨年の暮はリーマンショックで世界
が急速に萎縮して、経済が坂道を下るように落ちていった。いったん底が見えたかにみえ
た日本経済も再び二番底に向かって低下していく危険性をはらんでいる。何とか食い止め
て欲しいものである。それは政府の責任だ。自民党が敗北して民主党が第一党となり、
国の運営を任された。これまでの古いしきたりにがんじがらめの船出だ。何をやっても改革
という名の基で大鉈(おおなた)をふるえる満足感はあろうが、そんなことに浸っている暇は
ない。大胆な成長戦略を練って日本の経済を上向けていってもらわなければならない。
そのような力強い国があってこそ、我々のような小さな会社の生きる道が保障される。
我々もただ他力本願ではいけない。会社としての成長戦略を再評価する時がきた。
今年度の残された期間を、ビジネスを軌道に乗せる重点期間にしたい。
(2009.12.10 清水信行)