2022年2月24日、ロシアがウクライナへ突然、軍事進攻を始めた。その日からもう一か月以上経ったが、戦いは膠着状態。ウクライナ軍はロシア軍に対して粘り強く持ちこたえ、一部は侵攻軍を押し返している。ただ冷静に見ると東側と南側は随分と浸食された。
通常兵器で始まった軍事衝突は、ロシア軍の戦況不利と共に、化学兵器や生物兵器、さらには核兵器の使用へのエスカレーションの可能性もうわさされ始めている。プーチンの戦争は極めて厄介である。彼の気分と欲望のままに軍を動かしているからである。権力の座に登場して20年以上がたち、このようなクレージーモンスターになろうとは、当時、誰が想像したことか。
悪い方へ悪い方へと戦いが拡大する前に戦争が早く終結することを強く願っている。これ以上のウクライナ人の犠牲はもう見たくない。日本の防衛について、再度見直す時が来たようである。 清水信行
- ホーム
- お知らせ・Blog・清水塾(ショートレクチャー)
- ロシアがウクライナへ軍事侵攻