未来の学校

デジタル教科書が4年後を目処に全国の小中学校と高校に導入され、子どもたちに1台ずつタブレット端末を用意するらしい。学校教育の現場がSFに登場するような世界になりつつあると感じる(すごい!)。これは世界が急速にICT化している現状に対応し、従来の教育に加えて、子どもたちにITリテラシーを身に付けさせるための政策と思われる。また、ペーパーレス化を実現することができ、資源の節約にもつながることが期待できそうである。このままICT化がどんどん進んでいったら、未来の学校はどのようなものになるのか。
昨今では、「Google先生」に聞けばほとんどの知識を得ることができる感があるが、人工知能の発展は教師の存在意義を変えてしまうのではないだろうか。
しかし、どんなに技術が進歩しても人としての生き方を教え、生きる力を授けるのは人であり、寧ろそれこそが教育の本質なのではないだろうか。                                                                      (堀井 宗太郎)