コロナ感染は下火でも別の心配。

 2021年秋、もうすぐ11月に入る。このところ、コロナの感染が下火になってきた。全国でも感染者数の発表は314人、福島県はこのところ0人が続く。このまま、収束してくれると良い。毎日の生活に安心感が出て、外に出ても大丈夫という気になってきた。
 いまや旅行業界、飲食業界のテコ入れのため、全国的に割引などのキャンペーンが続く。福島県でも旅館に泊まった人には5000円~10000円の割引が宿泊プランに応じて受けられる。これを今回はどのように受け止めればよいか、私にはなかなか良い答えが見つからない。はたしてみんなはこれに乗って旅行するだろうか。お金にゆとりのある人はこの恩恵を受けなくても旅行する。コロナで傷んだ人達には旅行や贅沢な飲食のゆとりがあるだろうか。
 旅行や飲食を誘発する施策ではあろうが、結局は、富める人にとっての過剰施策である。国のお金の無駄遣いにはなってはいないだろうか。いまや国の借金は1200兆円とも言われている。コロナとは別の心配が頭をもたげている。                                    清水 信行